土処分にお困りの方必見!【木から生まれた土】で育てるネモフィラ〈冬前の栽培レポート〉
モカ
わたしのポケットガーデン
『コルチカム』は、水や土がなくても花が咲く不思議な球根植物です。
「育てる」というより、「飾る」だけで開花を楽しめるなんて驚きですよね。球根からスッと花茎が立ち上がり、淡い紫色の花が咲く姿は、まさに自然の神秘そのもの! 私が感じた『コルチカム』の魅力は、栽培の手軽さと、おしゃれなグリーンインテリアとしても楽しめること。ただし、『コルチカム』には毒性があるので、小さなお子さんやペットがいる場合は置き場所に注意してくださいね。
今回は、そんな不思議な植物を実際に育ててみた体験を詳しくご紹介します。この秋、あなたも『コルチカム』を飾って、手間いらずで楽しい植物ライフを始めてみませんか?
『コルチカム(Colchicum)』は、ユリ科またはイヌサフラン科に属する球根植物で、和名では『イヌサフラン』とも呼ばれます。
秋になると、淡い紫やピンク、白い花を咲かせます。
葉が出る前に花が咲くという独特な性質を持っているので、球根から花が咲いていく様子を楽しむことができます。一般的な植物では味わえない不思議な体験ができます。
『コルチカム』の花言葉は、
いろいろな花言葉があるのは、様々な地域で咲く花だからなんだそうです。
今回挑戦するのは、『コルチカム』の球根を土に植えず、そのままお皿や容器に飾って育てる方法です。「空気栽培」「インスタント球根」なんて表現をしているサイトもありましたよ。
植え付け時期にあたる、7月中旬から9月下旬頃にかけて販売されています。近所のホームセンターではなかなかお目にかかれないので、わたしはネットで購入しました。1球約600円というお値段にちょっと迷いましたが、きっとステキな体験ができるはず( *´艸`) 直径5cm以上の大きめの球根が開花しやすいそうです。
私は一重咲きを育てましたが、八重咲のコルチカムもあります。こちらも豪華で素敵ですね。
購入後は、球根をそのままお気に入りの器に置くだけです。
土も水も使わないので、アイディア次第でいろいろな飾り方ができますね。ガラス容器や籠に入れてみたり、小石や苔などを敷いてみたり、吊るしてみたり‥
みなさんはどんな飾り方をしたいですか?
明るい窓辺に置いておく以外は特に何もすることはなく、毎日ようすを眺めるだけ。1ヶ月くらい何も変化がなかったので「大丈夫かな?」と不安に感じ始めたころ、球根の底から少しずつ花茎が伸び始めました!
2本のツノのように、どんどん伸びてきます。
つぼみが見え始めてから花を楽しめる期間は、1週間ほどでした。
花茎が見え始めてからおよそ3週間後、開花が終わり枯れてきました。
正直なところ、もう少し長い期間花を楽しみたいと思いましたが、そんな儚さもコルチカムの魅力ですね。
球根がシワシワになったときは、霧吹きで少し湿らせてあげる。また、明るい場所に置くことで、花の色がより鮮やかになるそうです。
私が育てた『コルチカム』の花は、うすーーい紫色でした。午前中しか日が当たらない場所だったので、もっと明るい場所に置けばより鮮やかな色になるのかもしれません。
こんなに魅力的な植物なら、ぜひ来年も飾りたい!と思いますよね。咲き終わった球根を増やして、また花を咲かせるという方法もあります。
花が終わった11月頃に球根を土に植え、しっかり栄養をためます。
冬から春の間は日当たりの良い場所で育て、水やりも適度に行います。
休眠期に入った球根は掘り上げて、風通しの良い場所で保管します。
なんと球根が増えるには、数年かかることもあるそう(゚д゚)!
さらに、花が咲くためには5cm以上の大きさも必要ということなので、来年すぐに花を見るのは難しいかもしれません‥
これから気長に育てて、いつか球根がたくさん増えたら、『コルチカム』をカゴに入れて花束のように飾りたいです。
これまでご紹介した『コルチカム』の魅力をまとめてご紹介します。
『コルチカム』の一番の魅力は、育てる手間がほとんどかからないこと。水や土を使わなくても、球根をそのまま置いておくだけで美しい花を咲かせてくれました。 また土を使わないので、お部屋が汚れにくいという面もうれしかったです。忙しい方や植物のお世話が苦手な方でも、これなら安心して挑戦できるのではないでしょうか。 初めて育てる植物として、またちょっと変わった花のプレゼントとしても喜ばれそうだなと感じました。
お気に入りの器に球根を飾るだけ。
ガラス皿や籠に置いたり、小石や苔などを使ってもオシャレになりそう。アイディア次第でいろいろなアレンジができますね。
植物を育てるというより、インテリアを楽しむ感覚で気軽に取り入れられるのがうれしいです。
球根から花茎が伸びやがて花を咲かせる様子は、とても神秘的で見応えがありました。 日々変化していく姿を眺めるだけで癒されますし、子どもと一緒に成長を観察するのも楽しかったです。
特別な知識や技術がなくても大丈夫なので、ガーデニングを始めてみたい方の最初の一歩としてもおすすめ。
私が感じたコルチカム栽培の注意点についてもご紹介します。
『コルチカム』の球根や花、葉には強い毒性があります!
高い棚の上など、小さなお子さんやペットが触れない場所に飾るのがおすすめです。
置き場所には十分注意してください。
チューリップの球根は1球100円程度で売られていることもあるので、たった1球で600円以上! お手頃とはなかなか言えませんが、こんな素敵な体験には価値があるなと思います。
今回は、不思議な球根植物『コルチカム』についてご紹介しました。 最大の魅力は、お世話がほとんどいらない手軽さ。水も土も必要なく、ただ置くだけで花を咲かせてくれるコルチカムは、ガーデニング初心者にもピッタリな植物です。 また、お子さんと一緒に楽しんだり、飾り方にこだわってオシャレなグリーンインテリアにするのもいいですよね。 毒性があるので、置き場所に注意することは忘れずに!
こんな不思議で楽しい植物があったなんて、ますますガーデニングっておもしろいと思いました。少しずつ花が開く様子を眺めながら、秋の風情を楽しんでみませんか?