原木シイタケ栽培のリアル!初心者が体験した意外なむずかしさ
モカ
わたしのポケットガーデン
初心者でも挑戦しやすいじゃがいもの袋栽培。
実際に栽培してみると、「芽が出ない」「花が咲かない」「なかなか収穫時期にならない」などマニュアル通りにいかなかったり、失敗も経験しました。
この記事では、種芋の植え付け方や管理方法の基本に加え、私の失敗談や「これが大事だった!」と学んだポイントを分かりやすく写真付きで解説しています。
におすすめの内容です。
初めてでも、ベランダのような狭いスペースしかなくても、1袋で合計12個/5,360g のじゃがいもを収穫することができましたよ。
ぜひ一緒に、じゃがいも袋栽培に挑戦してみませんか?
年末が近づくと、ホームセンターなどでよく見かけるこちらの商品。
ポテトチップスで有名なカルビーと、園芸用土で有名なプロトリーフの2社が共同で開発した、じゃがいもの袋栽培ができるバッグです。
このかわいいポテチの袋でじゃがいもを育てたい!
とパケ買いをしてしまい(*ノωノ)
今回はこのポテトバッグでじゃがいもを育てました。
じゃがいも袋栽培のおすすめポイントは、ポテトバッグのパッケージがかわいいというだけではありません。実際に育てて感じた、私のおすすめポイント3つをご紹介します。
袋がプランター代わりになって、種芋の植え付けから栽培、収穫まで楽しむことができます。
以前栽培したミニトマトは、予想以上に樹高が高くなり管理に苦労しました。栽培したじゃがいもの樹高はおよそ50cm。袋のサイズと併せても、大きくなり過ぎずコンパクトに栽培できるのがうれしいですね。
マンションなどガーデニングスペースが狭いご家庭でも、気軽に挑戦できます。
土は重たいというイメージがあったのですが、実際に持ってみるととても軽い!持ち運びがとてもラクで、2袋買って帰るのも苦になりませんでした。
さらに、ポテトバッグの原料を見てみると、ココヤシガラ、ピートモス、ハスクチップ(ココヤシの外皮)…と書かれています。植物由来の材料のみで作られているので、栽培後は可燃ごみとして捨てることができます。庭のないお家では、土の廃棄は頭の痛い問題ではないでしょうか。
ベランダで家庭菜園をするとき、「軽くて運びやすい」「捨てやすい」ととても嬉しいですね。
ポテトバッグの土の中には、肥料がすでに配合されています。さらに、栽培時期がまだ寒いということもあり、土もあまり乾きませんでした。種芋を植えてから収穫まで、思った以上にすることがなく拍子抜けしてしまいました。ポイントさえ押さえれば、小さなお子さんでもお世話できそうです。
「しまった!水やり忘れてた(゚Д゚;)」みたいなことがよくある、わたしのようなズボラさんにおすすめな野菜でした。
じゃがいもの栽培は、2月下旬から4月上旬に植え付ける「春植え」と、8月下旬から9月にかけて植え付ける「秋植え」があります。初心者は「春植え」から始めると成功しやすいそうです。
ということで、今回は、2月16日に種芋の植え付けをしました。一般的には、およそ3ヶ月後の5月頃に収穫できる予想です。
種芋の植え付け2週間程前から、日光に当て発芽を促す「浴光育芽」という作業が必要です。今回はすでに芽が数cm出ていたので、すぐに植え付けることにしました。
ポテトバッグの説明書きに沿って、複数の排水用の穴を開けます。このポテトバッグの容量は12Lですが、大量収穫を狙うならより大きな袋の方が収穫量が増えて良いそう。
袋から一部土を出して植え付けるという情報もありました。ズボラな我が家は、手で土をかき分けながら種芋を押し込んでいます。
そんな時、「お母さーん。じゃがいも、どっかいっちゃったー。」と息子より報告が(゚д゚)! どの位置に植え付けたのか定かではありませんが、無事に発芽しますように…
植え付け後にたっぷりと水をあげたらほとんど乾かずほぼ放置。何の変化もないポテトバッグをただ見つめるだけの日々でした。なかなか芽が出ないと不安になりますね。
植え付けから1ヶ月、ついにじゃがいもの芽が出てきました。一般的に、種芋を植え付けてから芽が出るまでの期間は、約1ヶ月から1ヶ月半程度とされています。
我が家のベランダは南向き。夏は暑くなりすぎて困るのですが、春先のじゃがいも栽培にはピッタリだったようです。日照時間が短いと収穫量の減少にもつながるそうなので、栽培場所をよく確認することが必要ですね。
植え付け時期はまだ2月ということもあって、土が乾きにくくほとんど水やりの必要がありませんでした。また、茎や葉が伸び暑くなってきたGWの頃でも、1週間に1回程度の水やりでした。
多く芽が出てきた場合は、養分が分散しないよう1袋につき2〜3本の強い芽だけを残して他は取り除く「芽かき」という作業をします。
我が家のポテトバッグからは、芽が3本しか出て来なかったので、このまま成長を見守りました。
下の方に隠れていた葉に黒い点々が(゚д゚)!
これ以上広がらないよう、薬をかけて対処しました。その後は、アブラムシなど害虫や病気の気配もなく順調に成長してくれました。
草丈50cmほどになったじゃがいも。若干倒れ気味だったので、支柱を立てタコ糸で固定しました。これで、春の強風も安心です。
いつも通り水やりをしていたら、くぼんだ所からなんとじゃがいもの頭を発見!こんなに上の方にじゃがいもができるんですね。
茎が伸びるたびに土を足していく「土寄せ」を行うと、上のほうにできたじゃがいもの緑化防止や、より多くの収穫も期待できるそうです。あわてて「捨てられる土」を購入し足しました。
植え付けから100日が経ちました。約85日ほどで収穫できるという情報もありましたが、花は咲かず葉っぱも枯れる様子はありません…。
6月中旬になって、ようやく葉っぱが枯れだしました。
結局、花は咲きませんでした。じゃがいもの収穫時期は、半分以上の葉っぱが枯れたタイミングです。待ちに待ったじゃがいもを収穫する時がやってきましたよ。
土が乾燥している晴天の日に収穫すると、じゃがいもが傷みにくくなります。収穫量の目安は、1株で5〜10個程度のじゃがいもが収穫できれば成功とのこと。
何個入っているかな?( *´艸`)
結果はこちら!
5,360g 合計12個(小粒も含めて)です。
大量収穫を目指している方にとっては、ちょっと残念な結果かもしれません。私ももうちょっと収穫できるのでは⁉と期待していたので、ちょっぴりガッカリな気持ちもあります。このくらいなんだな~と参考にしていただければ幸いです。
基本的な栽培方法以外に、「こんなことも大事だった!」と感じたポイントをまとめました。
やはり土の量が収穫量に直結するということがよくわかる結果でした。ポテトバッグで使用しているような軽い土なら、多少大きいサイズでも困らないと感じます。
次回はより大きい栽培袋を使って挑戦したいです。
ぽろしりの成長ばかり書いていますが、一緒に植え付けたメークインはどうなったかというと…土の中で腐っていました( ノД`)シクシク 1ヶ月以上経っても一向に芽が出なかったので掘り起こしてみたところ、残念な結果に終わっていました。
メークインは上部10〜15cmの場所に植え付けなければいけないのですが、どこに行ったか探っている間に、底の方に沈んでしまったようです。この経験から、植え付け場所を間違わないためにも、土を一度取り出す作業は大事だなと学びました。
パッケージには土寄せについて書かれていませんが、この作業をすることで、じゃがいもの緑化防止や、よりたくさんのじゃがいもを収穫することも期待できます。できれば同じような「可燃ごみとして捨てられる土」があると、片づけもしやすくていいですね。
花が咲いて1ヶ月経った頃収穫するといった情報があったので、ずっと花が咲かず心配でしたが、地下のじゃがいもは十分に育っていました。
また、花が咲かないからといって追加肥料や水やりを焦って変える必要もなく、基本の栽培管理を優先することが大事なようです。
収穫したじゃがいもを保存する場合は、新聞紙などに包み冷暗所で保管します。我が家のじゃがいもは夕食のおかずになり、あっという間に無くなりました。来年は、保存できるぐらい収穫したい!
今回はカルビーのポテトバッグを使って、じゃがいも袋栽培に挑戦した様子をご紹介しました。実際にやってみると、「芽が出ない」「花が咲かない」「なかなか収穫時期にならない」など予想外のことがありました。そしてこの経験を通して、失敗を防ぐには以下のようなポイントが大事だなと学びました。
じゃがいも袋栽培は、初心者でも楽しくておいしい収穫体験ができます。これから挑戦する方にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。