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初めてのだいこん袋栽培|「培養土」と「捨てられる土」で育ててみた

はじめての大根袋栽培の記録
モカ
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ベランダなど狭いスペースでも野菜を育ててみたい!でも、面倒な土の処分はラクしたい——
そんな思いから、「可燃ごみとして捨てられる土」を使っただいこんの袋栽培に挑戦してみました。どれくらい立派なだいこんが育つだろうと期待していたのですが… 結果は、ニンジン並みに小さいだいこんでした( ノД`)シクシク

一般的な「培養土」も使い、同じ条件で栽培したのですが、だいこんの大きさはほとんど変わらず、はっきりとした差は出ませんでした。どうやら原因は、土の種類よりも私自身の育て方にあったようです。

この記事では、初めてだいこんを育てた記録として、種まきから収穫までの経過発芽率生育サイズの比較、そして次回に向けた改善点をまとめています。

だいこん栽培に適した土の特徴

だいこんをうまく育てるには、土の状態がとても重要。袋栽培に挑戦するにあたり、大事なポイントをまとめてみました。

やわらかい土

だいこんは地中にまっすぐ根を伸ばして育つため、土が硬いと根が曲がったり、二股に分かれたりして形が悪くなりやすい。

深さのある土

青首だいこんの場合、30~40cmくらいの深さが必要。
深さが足りないと底に当たって成長が止まってしまうため、根が太らない、長さが短い、形が悪くなるなどの影響がある。

水はけがよい土

水が溜まると根が腐りやすいので、余分な水がスッと抜ける状態が理想的。

適度な栄養がある土

肥料が多すぎると葉ばかり育ち、逆に少なすぎると根が太りにくい。

pH6.0〜6.5(弱酸性〜中性)の土

酸性が強いと「根こぶ病」という病気になることがある。

「培養土」と「可燃ごみで捨てられる土」を比較

今回は、一般的な培養土と、使い終わったあとに可燃ごみとして処分できるエコな土を使って育ててみました。

一般的な「培養土」は家庭菜園の定番で、多くの植物栽培に使われています。一方、「可燃ごみとして捨てられる土」は、ココヤシファイバーなど植物性素材でできており、とても軽くて扱いやすいのが特徴。素人発想ですが、この軽くてフカフカな土のほうがだいこんの根が伸びやすいのではないかと予想しました。

それぞれの土の特徴をまとめると、次のような違いがあります。
項目培養土可燃ごみとして捨てられる土
主な素材赤玉土・腐葉土・堆肥・ピートモスなどをバランスよく配合ココヤシファイバー、ピートモスなどの植物性原料
重さ重くて持ち運びが大変軽量で扱いやすい
価格帯比較的安価やや高め
栽培後の処分方法自宅敷地に捨てる
再生処理をして再利用する
業者などに処分を依頼するなど
使用後は可燃ごみとして捨てられる
「培養土」や「可燃ごみとして捨てられる土」を処分する際は、各自治体のルールをご確認ください。

おでんにぴったり!栽培した大根の品種と特徴

「おいしいおでんが食べたい!」という息子たっての希望で、今回はおでんにぴったりな青首だいこんを選びました。

種の袋には、
  • 病気に比較的強い
  • 根が太りやすい
  • ス入りが遅い
と説明されています。

一般的に青首だいこんは肉質がやわらかく煮崩れしにくいことから、おでんや煮物にぴったりの品種。家庭菜園でも育てやすい中型タイプが多く、袋栽培やプランター栽培にも向くということですが、30cmにもなるだいこんをどこまで育てられるのか挑戦してみることにしました。

だいこん袋栽培で使用したもの

今回の袋栽培で使用したものはこちらです。
私は防虫用ネットをホームセンターで購入しました。農家でもないのに、とても大きい物を買ってしまい、ちょっと後悔しています(;´Д`)
ちょうど良いサイズの物が100均に販売されているので、チェックしてみるのがおすすめですよ。
  • 培養土・可燃ごみとして捨てられる土:約20L・深さ30〜40cm確保できる袋を使用
  • だいこんの種:青首だいこん
  • 防虫用ネット:虫食い防止に必須
  • 追肥用の肥料:野菜用の緩効性肥料など
  • ペットボトルの蓋:種まき穴の深さをそろえるために使用
  • 支柱:防虫ネットの固定用として必要に応じて 

栽培時期と置き場所

ベランダで育てている袋栽培の大根苗
だいこんの発芽適温は15〜30℃、生育適温は15〜25℃前後といわれています。
今回は暑さが落ち着いてきたタイミングを見て、9月29日に種まきしました。

種まきから収穫までの日数は55~80日
秋まきは春よりも時間がかかりますが、虫の被害が少なく、初心者でも育てやすいそうです。

比較のためにそろえた条件

今回は「土による違い」を見たかったので、それ以外の条件はできるだけ同じになるようにしました。
  • 同じ品種・同じ日に種まきする
  • 土の容量を揃える:袋の表記は異なりますが、中身はほぼ同量になるよう調整
  • 日当たり・肥料の回数を同条件に設定する
  • 1袋でだいこんを2本ずつ栽培する

種まきの手順

だいこんの種まきは、次のようなステップで行いました。
土を水で湿らせる
2つの培養土袋に入った土に水をかけている様子
ペットボトルの蓋を使って穴を開ける
土にペットボトルの蓋で穴を開けている様子
ペットボトルの蓋は、一定の深さで穴を開けるための“型”として使用しました。深さが均一になると、発芽がそろいやすくなります。
数粒ずつ種をまく
土にまかれた大根の種
今回は、1ヶ所に5粒ずつ種をまきました。
1cmほど土をかけて軽く押さえる
大根の種の上に手で土をかけている様子
種まき後は1cm程の厚さで覆土し、手のひらで軽く押さえて密着させます。
やさしく水をかける
培養土袋に水をかけて湿らせている様子
発芽までは乾かさないようにやさしく水やり
これはちょっと近すぎですね(;´Д`)
もう少し上からやさしく水をかけてあげます。
防虫ネットをかける
培養土と捨てられる土が入った2つの袋
発芽後の柔らかい葉が虫に狙われやすいので、しっかり防虫ネットを被せておきました。

これで種まき完了!

種まきから収穫までの記録

だいこんの種まきから収穫までの様子を、発芽率の違いや気づいた点も併せてご紹介します。
#Day0 | 9月29日
種まき
培養土に大根の種をまいている様子
#Day4 | 10月3日
発芽
4つの小さな大根の発芽苗
種まきから4日ほどで次々と芽が出てきました!
この時期は最高気温が28℃前後あり、発芽にちょうど良い気候でした。
#Day7 | 10月6日
1回目間引き・追肥・土寄せ
大根の苗を間引いている様子
ハート型の葉っぱが見え始めたところで、元気な苗を残して間引き。1ヶ所につき4本残しています。
大根の苗の周りに肥料を入れている様子
苗の根元から少し離れた場所に追肥をし、
大根苗の周りの土を手で寄せている様子
周りの土を寄せて苗を安定させました。

発芽率の比較結果

  • 一般的な培養土:80%
  • 捨てられる土:100%
どちらも高い発芽率でしたが、「可燃ごみとして捨てられる土」の方がわずかに上回る結果でした。
#Day24 10月23日
2回目間引き
種まき後24日目の大根苗の様子
本葉が増えて混み合ってきたため、さらに間引きました。この時点では、見た目にはそれほど大きな差は感じられません。
#Day42 11月10日
3回目間引き
種まき後42日目の大根の生育の様子
間引きした2本の大根の苗
ここで最終的に2本仕立てにしています。
間引いた苗を比べてみると、培養土の方が大きいです。

間引き苗の比較結果

  • 培養土:本葉9枚/長さ27.5cm
  • 捨てられる土:本葉5枚/長さ22.5cm
間引いた苗は、お味噌汁の具にして食べましたが、えぐみもなくておいしかったです。
#Day74 12月12日
根が見え始める
種まき後74日目の培養土で育てた大根の苗
培養土
種まき後74日目の捨てられる土で育てた大根の苗
可燃ごみとして捨てられる土
ついに培養土栽培のだいこんが見えてきました!3cmほどの太さです。
「可燃ごみとして捨てられる土」のだいこんはまだ顔を出していませんが、少し土を掘ってみるとしっかり育っていました。

また、冷え込んでくるとだいこんの成長は緩やかになるため、固形肥料よりも液体肥料の方がよいという情報を参考に、肥料を切り替えました。7~10日に1回くらいの頻度で与えています。
#Day 92 12月30日
ベランダで育てている袋栽培の大根苗
上から見ると、袋が見えなくなるほど葉っぱも立派に成長しました。
種まきから80日を超え、予定では収穫時期なのにだいこんの太さはあまり変わりません。
日照不足の可能性を考え、より日当たりの良い場所へ移動させてみることにしました。
#Day 111 1月18日
収穫
種まき後111日目の収穫前の大根の株
だいこんの直径が8~9cmになり外側の葉っぱが垂れると、いよいよ収穫のサインです。
今回は、どちらの土もだいこんの太さは5cm弱。まだまだ細いのですが、あまり引き延ばしてもスが入ってしまうので、あきらめて収穫することにしました。

これはニンジン?と思うほどの小ぶりだいこんで、子どもたちが「ニンジンだいこん」と命名してくれました( ノД`)シクシク…
培養土の袋から大根を引き抜いている様子
培養土
捨てられる土の袋から大根を引き抜いている様子
可燃ごみとして捨てられる土

収穫しただいこんの比較結果

収穫した4本の大根を並べた様子
培養土
  • 直径 約3cm・5cm 
  • 長さ 20cm・27cm 
  • 重さ 2本併せて589g
捨てられる土
  • 直径 約3cm・5cm
  • 長さ 18cm・23cm
  • 重さ 2本併せて541g

【結果報告】 「培養土」と「可燃ごみとして捨てられる土」成長の違い

収穫した大根の重さを測っている様子
今回の比較結果をまとめます。
発芽率は「可燃ごみとして捨てられる土」の方がやや高めでした。

その一方で、生育スピードと最終サイズは培養土がわずかに優勢。途中経過を見る限り、培養土のほうが安定して育っていた印象です。
とはいえ、どちらも理想サイズには届かず、全体としては悔しい結果になりました。

また、収穫しただいこんはおでんと豚汁にして食べました。味はとてもおいしく、スも入っていなかった点は良かったです。

振り返ってみると、今回は土の違い以前に、「種まき時期」「日照条件」「株間設計」といった栽培条件に改善の余地があると感じています。次回はこの3点を優先的に改善して、再挑戦したいです。

失敗の原因と改善ポイント

袋栽培で大根を栽培している様子
今回、だいこんがうまく太らなかった原因と、次回に向けた対策を考えてみました。

 種まき時期がやや遅かった可能性
今回は 9月29日 に種まきをしました。
やや遅めだったため、生育後半に根の肥大が進みにくかった可能性があります。だいこんは涼しい時期にぐっと太るため、タイミングが少し遅かったのかもしれません。
9月上~中旬に前倒して種まきする。
発芽適温との兼ね合いを見ながら、遅れ過ぎないように調整したいです。
 株間がやや狭かった
今回は1袋で2本育てましたが、結果的にスペース不足だったのかもしれません。だいこんは根がまっすぐ深く伸びるため、土の深さと株間が不足すると太りにくくなるようです。欲張りすぎはダメですね。
1袋1本仕立てにする
あわせて、土はできるだけ深く・やわらかく整える・根が伸びやすい状態を作る。
 追肥タイミングが適切だったか不明
追肥は様子を見ながら行いましたが、適切なタイミングだったかは正直なところ自信がありません。特に軽い土は扱いやすい反面、肥料切れを起こしやすいと後から知りました。
追肥回数を変えてみる。
肥料のバランスや回数がとても難しいですが、もう少し増やしても良かったのかもと感じます。
 日照時間が足りなかった
夏場の日当たりは問題なかったのですが、冬場は予想以上に日陰になりやすく、日照不足だったのかもしれません。途中で置き場所を変更しましたが、最初からより日当たりの良い場所に置くべきでした。
秋冬栽培は最優先で日当たりを確保する。
事前に、日照の当たり方を確認してから設置場所を決めることが大事ですね。

まとめ

収穫した大根を切った断面の様子
今回は、だいこんの種を「一般的な培養土」と「可燃ごみとして捨てられる土」で栽培した様子をお届けしました。
結果としてサイズは小ぶりになり、土による生育の違いも十分に見ることができなかったのがとても残念ですが、
  • 発芽はしっかり確認できた
  • 土による初期生育の違いが見えた
  • 袋栽培でも収穫までは到達できた
という点では、学びの多い経験になりました。

袋栽培は手軽に始められる反面、土の量・日照・施肥・時期の影響を強く受けることも実感しました。次回は今回の反省点を活かして、もっと大きなだいこんを目指して再挑戦したいと思います!
モカ
モカ
ガーデニング歴6年の主婦
おしゃれなグリーンライフにあこがれてガーデニングを始めたものの、大量の土の処分という壁にぶち当たる。「はじめやすい」「つづけやすい」「てばなしやすい」ガーデニングのアイデアを模索中…

小花好き
家計のために野菜の栽培にも挑戦中
オリジナリティを出して失敗しがち
おばあちゃんになってもガーデニングを楽しむのが目標!
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