土の処分がいらない!ハイドロボールで挑むネモフィラの水耕栽培 種まき編
モカ
わたしのポケットガーデン
ガーデニングは楽しいけれど、使い終わった土がたまって困る…
そんな経験はありませんか?
多くの自治体では土の収集を行っておらず、いざ捨てようと思うと結構大変。
再利用する方法もありますが、手間と時間がかかるため、ちょっとハードルが高いと感じる方もいるのではないでしょうか。
そんな悩みを解決するために、今回は可燃ゴミとして捨てられる【木から生まれた土】を使って、アリッサムの栽培にチャレンジしてみました!
また、一般的な「種まき用の土/培養土」と比べながら、成長の様子や育てやすさなども徹底チェックしたいと思います。
この記事では、発芽から年末までの様子を詳しくお届けします。
いろいろなメーカーさんから「捨てられる土」の販売があります。
一般的には、ピートモスやココピート、木質チップなどの植物性原料が使われています。
今回使用した株式会社ハイポネックスジャパンさんの【木から生まれた土】は、建材の端材などで作られているそう。だから、土というより木屑を触っているような感触なんですね。
軽量で繰り返し使え、使い終わったら可燃ゴミとして処分することができます。
私と同じように、土の廃棄に悩む方にとってはとても便利なこの商品。
しかし、軽い素材であるがゆえに高さのある植物には向かない、また土が乾燥しやすいという注意点もあります。
果たして、この土はアリッサム栽培に向くのでしょうか?
今回は、7日目でひとつめの発芽を確認!
最終的に発芽したのは、各ポット4~7粒でした。
【木から生まれた土】を使ったアリッサムの種まきに挑戦し、分かったことをまとめました。
発芽の後は、すぐに寒い季節がやってきます。
アリッサムは比較的寒さに強い植物ですが、冬はどんな姿を見せてくれるでしょうか?
わたしが住んでいるのは、「暖地」と呼ばれる地域です。
11月の平均最高気温は、17.8℃、平均最低気温10.2℃でした。
夏の暑さもようやくおさまり、やっと涼しく感じられるようになりました。
両方とも、7日目で発芽を確認!
写真では見にくいのですが、小さな芽が見えはじめています。
最初の発芽を発見してから、およそ1週間で芽が出揃いました。
成長はうれしいのですが、少し徒長気味?
「種まき用の土」【木から生まれた土】ともに、本葉が見えはじめました。
12月の平均最高気温は13.2℃、平均最低気温は3.8℃でした。
初旬はあたたかく感じる日が多かったですが、中旬頃からグッと気温が下がり、冬らしい寒さになりました。また、雨は少なく乾燥した天候が続いています。
種まきから1ヶ月が経ちました。順調に成長しています。
本葉が4枚出た苗もあります。本来は間引きをしなくてはいけないのですが、小さな苗のかわいさともったいなさで、なかなかできずにいます。
貧乏性ですね‥(´Д`)
12月後半に入ると、最低気温が5℃を下回る日も出てきました。
特に寒さ対策をしなかったのですが、元気に成長してくれています。
種まきから使用していた紙ポットが限界をむかえたので、新しいポットに植え替えました。よく成長しているものを厳選し、残りは花壇でがんばって大きくなってもらうことに‥
発芽直後は、【木から生まれた土】苗の成長がすこし早いかな?と感じましたが、その後は大きな差もなく順調に成長しています。
年末を迎えるころには、本葉が4~6枚見えました。
【木から生まれた土】は乾きやすいと書かれていましたが、今のところ「種まき用の土」と乾き具合は変わらない印象です。
季節的に、土があまり乾かないからでしょうか‥夏の水やりと比べてみたいですね。
また、両方の土には始めから肥料が入っています。いろいろ考えなくても大きくなってくれるなんて、初心者にはうれしい限りです。
発芽から12月までアリッサムを育ててきましたが、「種まき用の土」【木から生まれた土】ともに大きな違いは感じられませんでした。
寒さはまだまだ続きますが、無事に乗り越えられるといいなと思います。
【木から生まれた土】に種まきをしたアリッサム。年末までの様子をご紹介しました。そして、ここまでの成長や管理についてまとめてみました。
次回は、厳しい冷え込みが続く1月~2月の様子をお届けします。
まだまだ小さいこの苗たちが、無事に冬を乗り越え、花を咲かせる姿をぜひ一緒に見届けてください!