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置いておくだけで花が咲く⁉ 不思議な球根『コルチカム』の栽培レビュー

小皿に置かれた球根から茎が伸び、開花したコルチカムの花
モカ
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『コルチカム』は、水や土がなくても花が咲く不思議な球根植物です。

「育てる」というより、「飾る」だけで開花を楽しめるなんて驚きですよね。球根からスッと花茎が立ち上がり、淡い紫色の花が咲く姿は、まさに自然の神秘そのもの!


私が感じた『コルチカム』の魅力は、栽培の手軽さと、おしゃれなグリーンインテリアとしても楽しめること。ただし、『コルチカム』には毒性があるので、小さなお子さんやペットがいる場合は置き場所に注意してくださいね。

今回は、そんな不思議な植物を実際に育ててみた体験を詳しくご紹介します。この秋、あなたも『コルチカム』を飾って、手間いらずで楽しい植物ライフを始めてみませんか?

コルチカムとは?

『コルチカム(Colchicum)』は、ユリ科またはイヌサフラン科に属する球根植物で、和名ではイヌサフランとも呼ばれます。

秋になると、淡い紫やピンク、白い花を咲かせます。

葉が出る前に花が咲くという独特な性質を持っているので、球根から花が咲いていく様子を楽しむことができます。一般的な植物では味わえない不思議な体験ができます。

コルチカムの花言葉

『コルチカム』の花言葉は、

  • 美しさ
  • 危険な美しさ
  • 私の最良の日は過ぎた
  • 悔いなき青春
  • 永続
  • 楽しい思い出
  • 頑固 など

いろいろな花言葉があるのは、様々な地域で咲く花だからなんだそうです。

栽培レビュー

今回挑戦するのは、『コルチカム』の球根を土に植えず、そのままお皿や容器に飾って育てる方法です。「空気栽培」「インスタント球根」なんて表現をしているサイトもありましたよ。

球根の購入

植え付け時期にあたる、7月中旬から9月下旬頃にかけて販売されています。近所のホームセンターではなかなかお目にかかれないので、わたしはネットで購入しました。1球約600円というお値段にちょっと迷いましたが、きっとステキな体験ができるはず( *´艸`) 直径5cm以上の大きめの球根が開花しやすいそうです。

球根を飾る

撮影:9月10日 購入直後

購入後は、球根をそのままお気に入りの器に置くだけです。

土も水も使わないので、アイディア次第でいろいろな飾り方ができますね。ガラス容器や籠に入れてみたり、小石や苔などを敷いてみたり、吊るしてみたり‥

みなさんはどんな飾り方をしたいですか?

花が咲くまでの様子

明るい窓辺に置いておく以外は特に何もすることはなく、毎日ようすを眺めるだけ。1ヶ月くらい何も変化がなかったので「大丈夫かな?」と不安に感じ始めたころ、球根の底から少しずつ花茎が伸び始めました!

10月7日

2本のツノのように、どんどん伸びてきます。

10月9日
10月11日

つぼみが見え始めてから花を楽しめる期間は、1週間ほどでした。

10月13日
10月17日
開花
10月21日

花茎が見え始めてからおよそ3週間後、開花が終わり枯れてきました。

正直なところ、もう少し長い期間花を楽しみたいと思いましたが、そんな儚さもコルチカムの魅力ですね。

10月26日

花を楽しむための管理ポイント

撮影:10月21日

球根がシワシワになったときは、霧吹きで少し湿らせてあげる。また、明るい場所に置くことで、花の色がより鮮やかになるそうです。

私が育てた『コルチカム』の花は、うすーーい紫色でした。午前中しか日が当たらない場所だったので、もっと明るい場所に置けばより鮮やかな色になるのかもしれません。

球根を増やす方法

こんなに魅力的な植物なら、ぜひ来年も飾りたい!と思いますよね。咲き終わった球根を増やして、また花を咲かせるという方法もあります。

土に植えるタイミング

花が終わった11月頃に球根を土に植え、しっかり栄養をためます。

成長期のお世話

撮影:5月11日

冬から春の間は日当たりの良い場所で育て、水やりも適度に行います。

夏の保管

休眠期に入った球根は掘り上げて、風通しの良い場所で保管します。

なんと球根が増えるには、数年かかることもあるそう(゚д゚)!

さらに、花が咲くためには5cm以上の大きさも必要ということなので、来年すぐに花を見るのは難しいかもしれません‥

これから気長に育てて、いつか球根がたくさん増えたら、『コルチカム』をカゴに入れて花束のように飾りたいです。

魅力まとめ:初心者におすすめの理由

これまでご紹介した『コルチカム』の魅力をまとめてご紹介します。

とてもカンタン!水も土も不要

『コルチカム』の一番の魅力は、育てる手間がほとんどかからないこと。

水や土を使わなくても、球根をそのまま置いておくだけで美しい花を咲かせてくれました。

また土を使わないので、お部屋が汚れにくいという面もうれしかったです。

忙しい方や植物のお世話が苦手な方でも、これなら安心して挑戦できるのではないでしょうか。

初めて育てる植物として、またちょっと変わった花のプレゼントとしても喜ばれそうだなと感じました。

インテリアとしても優秀

お気に入りの器に球根を飾るだけ。

ガラス皿や籠に置いたり、小石や苔などを使ってもオシャレになりそう。アイディア次第でいろいろなアレンジができますね。

植物を育てるというより、インテリアを楽しむ感覚で気軽に取り入れられるのがうれしいです。

成長を観察する楽しみ

球根から花茎が伸びやがて花を咲かせる様子は、とても神秘的で見応えがありました

日々変化していく姿を眺めるだけで癒されますし、子どもと一緒に成長を観察するのも楽しかったです。

初心者でも失敗しにくい

特別な知識や技術がなくても大丈夫なので、ガーデニングを始めてみたい方の最初の一歩としてもおすすめ。

コルチカム栽培の注意点

私が感じたコルチカム栽培の注意点についてもご紹介します。

毒性がある

『コルチカム』の球根や花、葉には強い毒性があります!

高い棚の上など、小さなお子さんやペットが触れない場所に飾るのがおすすめです。

置き場所には十分注意してください。

価格がちょっと高い

チューリップの球根は1球100円程度で売られていることもあるので、たった1球で600円以上!

お手頃とはなかなか言えませんが、こんな素敵な体験には価値があるなと思います。

まとめ

撮影:10月3日

今回は、不思議な球根植物『コルチカム』についてご紹介しました。

最大の魅力は、お世話がほとんどいらない手軽さ。水も土も必要なく、ただ置くだけで花を咲かせてくれるコルチカムは、ガーデニング初心者にもピッタリな植物です。

また、お子さんと一緒に楽しんだり、飾り方にこだわってオシャレなグリーンインテリアにするのもいいですよね。

毒性があるので、置き場所に注意することは忘れずに!

こんな不思議で楽しい植物があったなんて、ますますガーデニングっておもしろいと思いました。少しずつ花が開く様子を眺めながら、秋の風情を楽しんでみませんか?

モカ
モカ
ガーデニング歴6年の主婦
おしゃれなグリーンライフにあこがれてガーデニングを始めたものの、大量の土の処分という壁にぶち当たる。「はじめやすい」「つづけやすい」「てばなしやすい」ガーデニングのアイデアを模索中…

小花好き
家計のために野菜の栽培にも挑戦中
オリジナリティを出して失敗しがち
おばあちゃんになってもガーデニングを楽しむのが目標!
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