土の処分がいらない!ハイドロボールで挑むネモフィラの水耕栽培 11・12月編
モカ
わたしのポケットガーデン
ガーデニングは楽しいけれど、使い終わった土がたまって困る…
そんな経験はありませんか?
多くの自治体では土の収集を行っておらず、いざ捨てようと思うと結構大変。
再利用する方法もありますが、手間と時間がかかるため、ちょっとハードルが高いと感じる方もいるのではないでしょうか。
そんな悩みを解決するために、今回は可燃ごみとして捨てられる【木から生まれた土】を使って、アリッサムの栽培にチャレンジしてみました!
また、一般的な「種まき用の土」と比べながら、成長の様子や育てやすさなども徹底チェックしてみたいと思います。
この記事では、1月~2月の厳しい冷え込みを乗り越えて、初めてアリッサムの花が咲くまでの様子をお届けします。
いろいろなメーカーさんから「捨てられる土」の販売があります。
一般的には、ピートモスやココピート、木質チップなどの植物性原料が使われています。
今回使用した株式会社ハイポネックスジャパンさんの【木から生まれた土】は、建材の端材などで作られているそう。だから、土というより木屑を触っているような感触なんですね。
軽量で繰り返し使え、使い終わったら可燃ゴミとして処分することができます。
私と同じように、土の廃棄に悩む方にとってはとても便利なこの商品。
しかし、軽い素材であるがゆえに高さのある植物には向かない、また土が乾燥しやすいという注意点もあります。
果たして、この土はアリッサム栽培に向くのでしょうか?
11月6日に種をまき、7日目でひとつめの発芽を確認!
最終的に発芽したのは、各ポット4~7粒でした。
2週間ほど経つとかわいい双葉が次々と顔を出し、1ヶ月程度で本葉も見え始めました。発芽直後は若干成長の差を感じたものの、その後は大きな差もなく成長しています。
【木から生まれた土】は乾燥しやすいと書かれていましたが、どちらの土も乾燥具合に違いはないように思います。
肥料も含まれているので、初心者でも育てやすいのがうれしいポイントですね。
さあ、これからが冬本番!
寒さを乗り越えて、順調に大きくなってくれるでしょうか?
1月の平均最高気温は11.6℃、最低気温2.6℃でした。
雪がうっすら積もることもありますが、今年はまだありません☃
正月寒波にも負けず、元気なアリッサムたち。
この頃の水やりは週に1回ぐらい。
やっぱり【木から生まれた土】が特別乾きやすい、という感じはありません。
種まきの時に使った紙ポットは壊れやすかったので、こちらの紙ポットの耐久性も心配でした。
前回のポットほどではないですが、やはり濡れることが多い底の部分が壊れやすく、ポットを二重にしてなんとか凌いだものもありました。植え替えがカンタンになる便利な商品ですが、耐久性がもう少しあるとうれしいですね。
「培養土」と【木から生まれた土】どちらも生育状況は◎
数枚だった本葉もこんなに増えました。
平均最高気温は12.0℃、最低気温1.9℃でした。
まだまだ寒い日がいていますが、昼間は春のような陽気の日もありました。
花壇の球根の芽も顔を出し、春の気配を感じます。
苗によって葉の大きさや形が違い、個性がありますね。
暖かい日もあれば冷え込みが厳しい日もあり、寒暖差が激しいです。
蕾がしっかりと見えてきました。
開花は近い⁉
種まきから109日目、念願の白い花が咲きました!!
どちらの土も、同じタイミングでの開花です。
どの苗もたくさん花を咲かせてくれますように♬
ちょっとした使用感に違いはあるものの、どちらの土もアリッサムを育てやすいと感じました。そして、ついに一輪目の花を見ることができました!これから、絨毯のように広がってどんどん成長してほしいです。
1月~2月のアリッサムの冬越しについてご紹介しました。
【木から生まれた土】に小さな種をまいてから、ついにアリッサムの花が開花!
冷え込みが厳しいにも関わらず、調子を崩すことなくここまで成長してくれています。
今回の成長や管理についてまとめてみました。
春はもうすぐそこ!
これからこのアリッサムたちが、たくさん花を咲かせてくれるのを想像するとワクワクします( *´艸`)次回は、いよいよ成長が加速していく3月~5月の様子をお届けします。