観葉植物の水やり頻度に迷ったら|今日、水やりする?を判断する5つのポイント
モカ
わたしのポケットガーデン
「部屋に明るい場所が少ないけれど、観葉植物を育ててみたい」
「日陰でも育つと聞いて選んだのに、なんだか調子がよくない」
そんな悩みはありませんか?
私も、日当たりが良くない部屋で観葉植物を育て、枯らしたり徒長させたり、たくさん失敗を経験しました。その中で気づいたのは、日陰に強い植物を選ぶだけでなく、置き場所の明るさがその植物に合っているかを考えることが大切だということです。
この記事では、日陰に強い観葉植物の種類や、自分の植物に合った置き場所を考えるポイント、光が足りないときの工夫をご紹介します。
「日陰に強い=どこに置いても大丈夫」ではなく、置き場所と植物の相性を考えるためのヒントになれば幸いです。

「半日陰」「明るい日陰」「レースカーテン越しの光」…
観葉植物について調べていると、日当たりを表すいろいろな言葉が出てきます。
漠然とイメージはできるものの、「どのくらいの明るさなのか自信がもてない」「自分の部屋のどの場所を指しているのか分からない」ということはありませんか?
まずは、これらの言葉がどんな日当たり加減を表現しているのか、場所の例と併せて整理してみました。
| 言葉 | 日当たりの程度/場所の例 | 光量の目安 |
|---|---|---|
| 日なた 直射日光 | 長時間日差しが直接当たる場所 ・日差しを遮るものがないベランダ など | 6~8万Lux |
| 半日陰 | 一日のうち数時間だけ日が当たる場所 ・東向きの窓際 など | 時間帯によって変化 |
| 明るい日陰 明るい間接光 レースカーテン越しの光 | 直射日光は当たらないが、自然光で明るい場所 ・窓に近い壁際 ・レースカーテン越しの窓辺 など | 1~2万Lux |
| 日陰 低光量 | 窓からの反射光が届く場所 ・北向きの部屋 ・玄関 ・窓から離れた棚上や壁面 など | 3000~5000Lux |

次に、日当たりの悪い室内に置くなら、どんな観葉植物を選べばよいのでしょうか。 ここでは、日陰に比較的強いとされる観葉植物と、それぞれが好む明るさ、日当たりに関する注意点をまとめました。
| 植物名 | 好む明るさ | 日当たりに関する注意点 |
|---|---|---|
| ポトス | 明るい日陰 | 暗すぎると徒長し、斑が薄くなることも |
| サンスベリア | 明るい場所~半日陰 | 暗すぎると徒長し、倒れやすくなる |
| モンステラ | 明るい日陰 | 暗すぎると葉に切れ込みが出ないことも |
| アグラオネマ | 明るい日陰 | 暗すぎると葉色が悪い、模様が薄くなることも |
| スパティフィラム | 半日陰~日陰 | 直射日光を避けた明るい環境で育てたほうが健康な株に育つ |
| アジアンタム | 明るい日陰~日陰 | 直射日光に当てると葉焼けする |
| フィロデンドロン | 明るい日陰 | 品種によって好みの光が異なる 暗すぎると葉が小さくなり間延びする |
| ザミオクルカス | 明るい日陰 | 暗すぎると徒長し、株姿が乱れる |
| ドラセナ | 明るい日陰 | 暗すぎると徒長する |
| テーブルヤシ | 明るい日陰 | 強い日差しによる葉焼けに注意 |
我が家には、一日中日差しが入るような場所はほとんどありません。しかし、観葉植物を育て始めたころは、「日陰に強い種類なら失敗しないだろう」と思っていました。ところが実際に育ててみると、徒長し葉の色が薄くなり、どんどん元気がなくなってしまう…なんてことがありました。不調の原因が光不足と分かるまでは、悩むことが多かったです。

そしてこの失敗から、「日陰に強い植物」=「暗い場所を好む植物」ではないということを学びました。
表を見ても分かる通り、日陰に強いとされる植物でも、好む明るさの欄には「明るい日陰」が多く並んでいます。自分の植物に合った置き場所を判断するのは意外と難しいですね。
そこで次の章では、日当たりや置き場所を考えるときに、私が大事だなと感じている4つのポイントをご紹介します。

まず確認したいのが、飾りたい場所へどんな光が入っているかです。
植物にとって必要な光と、人が感じる「部屋の明るさ」は同じとは限りません。同じ部屋でも、窓の方角や窓からの距離によって光量はかなり変わります。
私自身、植物を育て始めてから、部屋が思っていたより暗いことに気づきました。
それまでは生活するうえで明るさに困ることはなく、日当たりが悪いという認識がなかったんです。
前述の表も参考にしながら、観葉植物を飾りたい場所にどんな光が入っているかを確認してみてください。

次に確認したいのが、その植物がどのくらいの光を必要としているかです。
先ほど見てきたように、植物によって好む明るさは違います。また、日陰に強いとされる植物でも、適度に明るい光が当たるような場所の方が元気に育つものも多くあります。
私も以前は「日陰に強い」という言葉だけを見て、植物を選んでいました。しかし、「耐えられる明るさ」と「その植物が好む明るさ」は分けて考えるようにしています。

日陰に強い観葉植物を購入し、日当たりがよさそうなスペースもあったのに、「日差しが入るのは朝だけだった…」なんてことがありました。
また、植物を購入した直後は日当たりを気にするのですが、置き場所を決めると、だんだん確認しなくなりがちです。
同じ場所でも、一日中ずっと同じ明るさとは限りません。時間帯によって光の入り方は変わりますし、季節が変われば、太陽の高さや室内への光の入り方も変わります。
そのため、置き場所を考えるときは「今この瞬間の明るさ」だけでなく、時間帯や季節による変化も確認するようにしています。

置き場所がその植物に合っているか考えるとき、植物自身の変化も判断材料になります。
光が不足すると、葉の色が薄くなる、茎が細長く伸びる、葉と葉の間隔が長くなるなど、いつもと違う変化が見られる場合もあります。
ただし、こうした変化があっても、すぐに「光不足が原因」と決めつけるのは難しいと思います。水やりや温度など、ほかの条件が関係している可能性もあるからです。
そのため、「もしかしたら、不調の原因のひとつは光不足かもしれない」と考えながら、置き場所や育て方を見直すことも大切にしています。
置き場所や植物の様子を確認して、「光が足りていないかもしれない」と感じたら、どうすればよいのでしょうか。
ここでは、明るさを測る、置き場所を見直す、育成ライトで光を補う、水やりを見直すという4つの方法をご紹介します。不調の原因が光不足だけとは限りませんが、育て方を見直すヒントにしてみてください。

自分の感覚だけでは、置き場所の明るさを判断しにくいこともあります。そんなときは、スマホアプリや照度計、光量センサーなどで、明るさを数値で確認する方法があります。私も、明るさを「見える化」することで、感覚だけで考えていたときより迷いがずいぶん減りました。
数値だけで置き場所の正解が決まるわけではありませんが、場所ごとの明るさを比べる手がかりになります。私も、その違いを知ってから、「ここで日当たりを好む植物を育てるのは難しそう…」など、置き場所をイメージしやすくなりました。

「ここに飾りたい!」と思った場所が、必ずしもその植物に合った場所とは限りません。私自身、一番よさそうだと思っていた場所で調子が崩れたり、逆に予想していなかった場所で何年も元気に育ったりして、育ててみないと分からないことも多いと感じます。
植物を置けるスペースには限りがありますが、必要に応じてより明るい場所へ移したり、時々置き場所を入れ替えたりしながら、植物との相性を探しています。
より明るい場所へ移したいのに、「もう置くスペースがない…」と困ることもあるのではないでしょうか。そんなときは、植物用の育成ライトも選択肢になります。窓からの自然光だけでは確保しにくい明るさを、ライトで補う方法です。
「日陰だから育てられない」とすぐにあきらめず、検討してみるのはいかがでしょうか。

光を補う工夫と合わせて、水やりの仕方も見直したいところです。
光が少ない場所では、明るい場所より植物の成長がゆっくりになり、水の使用量が少なくなることがあります。
私も「○日に1回」と頻度を決めず、土の乾き具合を確認してから水やりをするようにしています。光不足に加えて、水のあげすぎによる不調まで起こさないようにしたいからです。
日陰で育てるときは、光の入り方と合わせて、水やりのタイミングにも注意したいですね。


この記事では、日当たりの悪い室内で観葉植物を育てるための、植物選びや置き場所の考え方、光不足のときにできることをご紹介しました。
日陰に比較的強い観葉植物でも、「暗い場所が好き」というわけではありません。
大切なのは、置き場所の明るさと、その植物が必要とする光を知り、植物の様子を観察しながら、合う場所を探していくことだと感じています。
せっかくお迎えした観葉植物を元気に育てるために、植物の特徴だけでなく、育てる場所について知ることが大事だなと思います。感覚だけで判断しにくいときは、スマホアプリや照度計などを補助として使い、明るさを比較してみる方法もおすすめ。
この記事が、お気に入りの植物に合った置き場所を見つけるヒントになれば幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。